子供がスクールで学んでくる英語③〜子供が先生に使う英語〜

おはようございます。昨日は豆まきや恵方巻きで節分のイベントは楽しまれましたでしょうか。(節分の記事:こちら) 我が家では、朝から豆まき、夕方は息子達と恵方巻きを作り南南東向かって、静かにいただきました。

さて、今回は子供がスクールで学んでくる英語シリーズの続編③です。

子供がスクールで学んでくる英語〜①発音はお歌から〜
子供がスクールで学んでくる英語②〜先生が子供たちに使う英語〜
子供がスクールで学んでくる英語③〜子供が先生に使う英語〜

授業中のはじまり

授業でattendance出欠をとる際に、名前を呼ばれたらどのように答えるか..。ですが、アメリカのスクールでは下記のように返答していました。

Here!

ここにいますという「ここ」を指します。I’m here.のhereです。

ちなみに、手の挙げ方ですが、日本のように手のひらを先生に向けて挙げる方法もありますが、人差し指をあげて、数字の1のようなポーズで挙げる人が多いです。Hereという単語を大きな声で言えるようにしておくと、安心です。大きなクラスで声を張り上げて答えないと欠席扱いにされてしまうこともありますので、要練習です。日本人にとっては、意外と発音難しいので。

Present!

giftと同じ意味のプレゼントですが、ここでは「出席して」という意味を持ちます。
ちなみに、反対語はabsent欠席ですね。

Yes!

「はい!」でも大丈夫です。

私がアメリカのスクールに行っていたときは、30人のクラスで25人くらいがHereと答え、その他5人くらいがPresentかYesと答えていたイメージです。

知らないとびっくりするアメリカ特有の文化

ホームルームが授業と授業の間にあるのですが、その際にスピーカーからannouncementがあったりしました。初日、突然全員が立ち上がったのです。そして、クラスに飾ってあるアメリカ国旗に向かって、右手の手のひらを左胸上に当てて、全員が揃ってこんなことを言い出して、何も知らない私は目が点でした…。なんだこれ〜〜〜〜〜〜〜。。。という感じでした。

I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.

アメリカに行く前に数日間ネイティブ先生の英会話に行ったのですが、今思うとtwinkle twinkle little star …🎶とキラキラ星を教えてもらうよりも、ずっとずっと私は、この宣誓の存在や言い方を教えてもらいたかった…。と今更ながら思うのです。言えるようになるまで、大変でした。

幼稚園でも小学校でも中学校でも高校でも、その他アメリカのスクールなら、この宣誓はあらゆるところで突然始まります。必ずみんな立ち上がります。そして、みんな大声でちゃんと言っていました。言えるように、もしくは、こういう儀式があることを、これから海外に行くお子さんには知っていてもらいたいです。その国によって違いますので、是非調べてあげてください!国歌も歌えるといいと思います。

お手洗いは授業中に挙手して!

私は小学5年生の夏にアメリカに行ったのですが、Elementaryの 5th gradeには入らずに、Middle Schoolの6th gradeからのスタートでした。日本の小学校では、子供達は自分のクラスから移動しませんが、アメリカの中学校では毎時間教室移動があります。しかも、生徒によってみんなそれぞれ違うクラスに向かいます。なので、移動時間が短いのに、校内をスタスタ移動しないといけないし、遅刻するとペナルティの対象になるので、早歩きしていました。しかも、教科書が広辞苑の辞書を半分に割ったくらい大きくて重かったので、その都度ロッカーに置きに行ったり取りに行ったり…。

移動時間にトイレに行く時間は日本の時のようにありません。それは、フィリピンのインターナショナルでもそのように聞いたことがあります。なので、お手洗いに行きたい時、授業中に手をあげて聞かなくてはなりません。

Mrs. Watson! Can I go to the restroom?

Mr. Brown! Can I go to the restroom?

手を挙げて、先生の名前を呼んで、お手洗い行っていいですか?

授業中に行くことは、決して悪いことではありません。なので、この文はいつでも言えるように何回も練習しておくといいと思います。冷房がガンガン効いていて体も冷えやすいので、お手洗いに行きたくなるのは仕方ないと思います。

ちなみに、水を飲むのもオッケーです。先生はガムを噛んでいたり、机にお尻をついて足を組みながら、リンゴを食べながら授業をする場合もあります。最初は、驚いていたけど、今思うと懐かしいです。笑  先生たちは、すごく強い香水もつけてたなあ。。。。なんて。

その他驚いたこと

アメリカの数学の授業では、電卓を使って良いということは、驚きでした。なので、計算が苦手なのかな?と思ったり。日本の学校では、電卓は使っていなかったので、逆に電卓の使い方を覚えたり…。笑 日本の算数の授業の方が、先をいっていたこともあり、多くの日本人は、算数は honors classといって、上のクラスを受けている人がほとんどでした。English と Mathはレベル分けされたクラスがある事が多いと思います。渡航直後の英語が苦手な時期は、算数で成績を確保することは大事だったので、算数をしっかり日本でやっていて正解でした。

算数ですが、計算問題は楽勝でも、文章問題になった瞬間、理解に悩むことが初めは多かったです。独特の英語表現がされた問題が多いです。それに慣れるしかないので、たくさん解いていくことをおすすめします。これについては、別途記事を用意しようと思います。

今日もどうもありがとうございました

今日も最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。これから海外に行くお子さんがいるご家庭では、準備など大変だと思います。全てを準備して海外に出発することは到底難しいと思いますが、知っていると驚かない、知っていれば焦らないような事は、予備知識として持っておくと、ストレスも軽減できるかもしれません。

また、今ではオンラインでの授業が主流の国もあります。パソコンスキルも少し練習しておいた方が困らなくていいと思います。私のレッスンを受けてくださっている帰国子女のお子さん達は、皆さんzoomを使いこなしていて、スタンプをしたり、背景画を自分で変えて遊んだり、チャットに文字をスラスラ入力したり、小学一年生でもできます。小学生も高学年にもなると、スクールのプレゼンのために、ネットから情報収集したり、プレゼンテーションをドキュメントにしたりと、さらにスキルが求められます。アルファベットもタイピングしながら覚えるのも、今の時代は一つありだとおもいます!

では、素敵な水曜日をお過ごし下さい。

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英語講師:みゆき

私はイギリスに幼少期、アメリカには小学5年生から4年間住んでいた帰国子女です。大学では、英語教授法を学びました。外資系で13年勤務し通訳学校に通いながら、社長や役員の英語通訳を任されました。その後、主人の海外転勤に家族で帯同して5年間フィリピンのマニラで過ごしました。息子2人の育児に追われながらも、大好きな英語で少しでも生徒さんの英語力UPに貢献したく、毎日学びを続けています。現在は、オンラインで帰国子女(小学生〜大学生)、駐在妻の生徒さん中心に、完全プライベートオーダーメイドレッスンを指導しています。現在平日の日中の枠に若干空きがあります。

資格:英語教員免許、TOEIC970、SIMULビジネス通訳修了

また、現在オンライン子供向けのレッスンを受講中の生徒さんとお母様が、レッスンに対するコメントをくださいました。参考に、こちら是非ご覧ください。大人の生徒様から前にいただいた感想もこちら(その1その2その3)です。

英語講師:みゆき

私はイギリスに幼少期、アメリカには小学5年生から4年間住んでいた帰国子女です。大学では、英語教授法を学びました。外資系で13年勤務し通訳学校に通いながら、社長や役員の英語通訳を任されました。その後、主人の海外転勤に家族で帯同して5年間フィリピンのマニラで過ごしました。息子2人の育児に追われながらも、大好きな英語で少しでも生徒さんの英語力UPに貢献したく、毎日学びを続けています。現在は、オンラインで帰国子女(小学生〜大学生)、駐在妻の生徒さん中心に、完全プライベートオーダーメイドレッスンを指導しています。現在平日の日中の枠に若干空きがあります。

資格:英語教員免許、TOEIC970、SIMULビジネス通訳修了

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